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家にある材料5つでできる、ふわっ!じゅわっ!とおいしいフォカッチャのレシピを紹介します。
アーロンの母方のおばあちゃんはイタリアからの移民二世で、DNA検査をしても99%イタリア人という驚きの結果が出ました。93歳なのでもうほぼ料理はしませんが、一緒に住んでいた時期もあり、超がつくほど簡単すぎるけど美味しいイタリアン料理を教えてくれました。
そんなおばあちゃんも美味しいと言って食べてくれるフォカッチャのレシピです。
このレシピについて
フォカッチャは、なんとローマ時代、もしくはその前の古代ギリシャ時代から作られているイタリア発祥のフラットブレッドです。
英語でもイタリア語でも表記はFocaccia
英語では「フォカーッチャ」と発音しますが、おばあちゃんの発音は、どことなしかフォガーッチァのように聞こえる気がします。
フォカッチャとはローマ語の”panis focacius”から来ているそうで、そのまま訳すと、fireplace bread(暖炉のパン) or center bread(真ん中パン)というふうに訳されるそうです。これらのことから、大昔は、家庭の暖炉の中心で焼かれていたらしい、ということがわかりますね。
フォカッチャはピザのように薄いものから厚めのものまで色々とレシピはありますが、今回紹介するレシピは厚めでふわふわ。オリーブオイルがたっぷり入っているので、噛み締めるとジュワッとした食感も楽しめます。
塩を散らすでそのまま食べても美味しいですし、ディップと一緒に食べたり、厚めなのでサンドイッチにも使えます。
ポイント
ポイントは、やはりたっぷり使うオリーブオイル
質の良いエクストラバージンオリーブオイルで作ると格段に美味しく仕上がります!
私がオリーブオイルを買うときに気を付けることは、
- 精製されていない(Unrefined)
- コールドプレス(Cold-pressed)
次に、オーガニックで地元産(うちの場合カリフォルニア)であれば尚良しという感じです。
私は資格を持っていたり、プロのバックグラウンドがあるわけではありませんが、できるだけ手を加えられていない状態のものを選ぶようにしています。
昔取ったオンラインクラスで、油は特にいいものを選んだほうがいいと習ったので、それ以降買い物の際は気をつけています。
ぜひ質の良いオリーブオイルで作ってみてください!
また、フォカッチャは表面にポコポコ穴が開いているのが特徴的ですよね。
焼く前に穴を開けるのは、生地をフラットに保つため。
パンを焼くと普通は大きく膨れ上がりますよね。フォカッチャも生地の作り方は特に他のパンとの大きな違いはないので、フラットブレッドとして平たいパンにするために、穴をあけます。
また、その穴に入り込んだオリーブオイルがパリッとした食感にしてくれたり、綺麗なゴールデンカラーに仕上げてくれる役目もあります。
ちなみに、穴を開ける作業を英語で、Dimple(ディンプル)と言います。
Dimpleとはエクボのことを指すのですが、「生地にエクボを作る」だなんてかわいい表現だと思いませんか?
必要な材料・調理器具
材料
- 水
- イースト
- 塩
- 強力粉
- オリーブオイル
- お好きなトッピング
今回はイーストで作るフォカッチャです。サワードウ版はほぼ同じですが、また別でレシピを上げたいと思います。
強力粉:King Arthur Baking Company Organic Bread Flour
イースト:SAF(赤)
オリーブオイル:オーガニックエクストラバージンオリーブオイル
トッピング:玉ねぎのスライス、グリーンオリーブ、塩
を使用しました。
上記でも書きましたが、質の良いエクストラバージンオリーブオイルをぜひ使ってみてください。
材料は、おうちにある普段使っているもので大丈夫ですが、できるだけ新しい状態のものを使うことをお勧めします。
調理器具
- ボウル
- はかり
- ゴムベラ
- ボウルをカバーする蓋またはふきん
- 天板または耐熱皿
- ベーキングペーパー
それでは作りましょう!
流れは以下の通りです
- 生地を作る
- 一次発酵
- 生地を取り出してそのまま二次発酵
- 生地に穴をあけ、トッピングをのせて焼成
成形が特に必要ないので、工程はとてもシンプルです。
ステップバイステップ
水、塩、イーストを先に混ぜ、強力粉を加えてひとまとまりになるまで混ぜる
オリーブオイルを加えて生地を握るようにして馴染ませる
上の写真のように、生地を握りつぶすようにオイルを生地に馴染ませていきます。少し時間はかかりますが、写真右のようにまとまってきます
カバーをして30分休ませる
ストレッチ&フォールド(生地の外側を掴んで内側に入れ込む)を2周分ほどして1次発酵(45~60分)
一次発酵後はふっくらしています
型にベーキングシートを敷いて、分量外のオリーブオイルを塗る
生地を取り出し、そのまま2次発酵(30−45分)
オーブンを425℉(220℃)にセット
二次発酵後は、ポコポコ気泡が盛り上がっています
分量外のオリーブオイルを生地の上に広げ、指を使って穴を作る
エクボ作成中
トッピングをのせる
オーブンで30-40分ほど焼いて出来上がり!
バリエーションや食べ方
うちでは、作っておくと、みんな自分で食べたい分だけカットしてそのまま食べたりトーストして食べたりするので、スナック的位置にあります。
薄くしてピザのようにもできますし、トッピングを変えれば毎回違った味が楽しめます。
私は、ローズマリーやタイムなどのハーブ、スライスオニオン(紫たまねぎだと色が綺麗です)、オリーブ、薄切りにしたじゃがいも、ミニトマトなど、その日の気分やキッチンにあるものによって変えて楽しんでいます。
「Focaccia Art」と検索すると、パン生地をキャンバスに仕立てて、カラフルな野菜でお花畑を描いている画像がたくさん出てきます。こうやって作ると目で見ても楽しいパンになりますよね!
リール
こちらはサワードウで作ったフォカッチャです。
穴を開けるときは必ず子どもがやってきます🤭
最後に出てくるディップは、オリーブオイル、バルサミコ酢、ニンニク、オリーブ、パセリ、塩で作りました
フォカッチャレシピ
ゴールデンフォカッチャ
ふわふわジュワッと美味しいフォカッチャレシピです。トッピングを変えてお楽しみください!
Ingredients
- 水 420g
- イースト 小さじ1
- 塩 10g
- 強力粉 500g
- オリーブオイル 50g+
- お好きなトッピング
Instructions
- 水、塩、イーストを先に混ぜ、強力粉も加えてひとまとまりになるまで混ぜる
- オリーブオイルを加えて生地を握るようにして馴染ませる
- カバーをして30分休ませる
- 生地を「つまんで中央に畳む」を2周分ほどして1次発酵(45-60分)
- 型にベーキングシートを敷いて、分量外のオリーブオイルを塗る
- 生地を取り出し、そのまま2次発酵(30−45分)
- オーブンを425℉(220℃)にセット
- 分量外のオリーブオイルを生地の上に広げ、指を使って穴を作る
- トッピングを乗せる
- オーブンで30-40分ほど焼く
Notes
オリーブオイルは、生地を握りながら馴染ませてください