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パンデミック中、旅行といえば自家用車でロードトリップをして自然の中に行くことしかできなかったので、それを機にアウトドアの楽しさに目覚めた人々が多く、アメリカ国立公園の人気がさらに増しているようです。
私のバケットリスト(死ぬまでにやりたいこと)の中には「全てのアメリカ国立公園に行くこと!」が、あるのですが、考えてみると「ここに行きたい!」「これを見たい!」とピンポイントで調べたことはあったものの、アメリカ国立公園全体を見てみると知らないことばかりだと気づきました。
全部で何個?
国立公園は全ての州にあるの?
改めてアメリカ国立公園について調べてみようと思ったきっかけは、最近読み終わったLeave Only Footprints by Conor Knightonという本です。
この記事は、これからアップデートされていく予定で、情報も追加されていきます。
長い記事ですが、私たちの経験も交えて書いているので、アメリカ国立公園へ行く前の情報収集に役立てていただければと思います!
アメリカ国立公園とは

1872 – イエローストーンが最初の国立公園として設立される
1916 – ナショナルパークサービス(国立公園局)が設立される。管轄はアメリカ内務省(Department of Interior)
アメリカ国立公園のミッションは、現在および次世代の楽しみや教育、インスピレーションのために、国立公園システムの自然や文化の資源、価値を損なう事なく保護することをミッションとしています。また、世界中の自然や文化の保護やアウトドア活動など、さまざまな種類のアメリカ国内や海外のプログラムの管理責任も担っています。
The National Park Service is dedicated to conserving unimpaired the natural and cultural resources and values of the National Park System for the enjoyment, education, and inspiration of this and future generations. The Service is also responsible for managing a great variety of national and international programs designed to help extend the benefits of natural and cultural resource conservation and outdoor recreation throughout this country and the world.
https://www.nps.gov/orgs/1955/our-mission-and-role.htm
近年では、年間3億人のビジターが世界各国から訪れているそうです。昨年2022年の数字も発表されていて、のべ311,985,998人(3億1198万5998人。日本語の書き方が合ってるでしょうか?😂)の訪問がありました。
1904年に正式にナショナルパークサービスとして運営を始めてからは157億人のビジター数を記録しているそうです。
その他、「どのくらいの人がパーク内に宿泊したか」や「昨年ビジター数の更新をしたパーク」など、興味深い記録が公開されているので、興味がある方はナショナルパークサービスのページをみてみてくださいね。2022年の訪問者統計レポート(英語)
このレポートを見てみると、パンデミックの始まり2020年には少し訪問者数は減っていますが、2021、2022と訪問者数を伸ばしているので、パンデミックを経験して、アウトドアの魅力にはまった人々も多いのではないでしょうか?
National Parks vs National Forest vs National Monument

プランニングをしていると、国立公園(ナショナルパーク)の他に、ナショナルフォレストやナショナルモニュメントといった表示を地図上で見ることがあります。
ではこの違いはなんでしょうか?
ナショナルフォレスト
ナショナルパークはUS Department of Interior(米国内務省)が管轄しているのに対し、ナショナルフォレストは、管轄がUS Department of Agriculture(米国農務省)の管轄だそうです。
ナショナルフォレストは、比較的入園料などはかからず、ナショナルパークより、もっと広い土地を管理している印象を受けます(私個人の)
また、ナショナルパークの年パスを持っているからといって、有料のナショナルフォレストでは使えないところもあるようです。(経験あり!)
ナショナルパークとの一番の違いは、ナショナルパークはパーク自体をそのままの形で保存することに徹していることに対して、ナショナルフォレストは、木工業や、レクリエーション、放牧、ハンティングやフィッシングなどが許可されています。(ソース: National Forest Foundation)
ナショナルモニュメント
ナショナルモニュメントの管轄は決まりがなく、いろいろな機関がそれぞれのナショナルモニュメントをマネージしているそうです。
ナショナルモニュメントは名称からして銅像や歴史的建物を想像しがちですが、必ずしもそうではなく、ナショナルパークのようにエリアを指すこともあります。
一番有名どころでいうと、ニューヨークの自由の女神はナショナルモニュメントです。
自由の女神だといかにもモニュメントっていう感じですが、大きい範囲の例は、Dinosaur National Monumentはユタ州とコロラド州にまたがったエリアをモニュメントと呼びます。
国の管轄外の観光地も
有名なMonument ValleyやAntelope Canyonなどは政府の管轄下ではなく、ネイティブアメリカンの管轄だったりします。
ツアーに申し込まないと入れない、などルールがあるので、必ず下準備はした方が間違いないですね!
よくある質問

一般的な質問・回答をまとめてみました。
アメリカ国立公園は全部でいくつある?
ナショナルパークサービスでは、トータルで424箇所の管理をしているそうですが、うちナショナルパークとして登録されているのは63箇所あるそうです。
63だったら生涯をかけていけそうな気もしますね?!
アメリカ合衆国の50州以外にもサモアやヴァージン諸島などアメリカ領の国々にもナショナルパークがあります。
一番最初の国立公園は?
冒頭にも書きましたが、イエローストーンが一番最初に登録された国立公園です。虹色のガイザーやバッファローの写真などが有名ではないでしょうか?
一番新しい国立公園は?
ニューリバーゴージが2020年に新しく登録された国立公園です。元々は開拓者による炭鉱業やロッジ、また鉄道などで栄えていたそうですが、最近では、ラフティングやハイキング、ロッククライミングなどで人気の場所です。また、ここの紅葉はアメリカ東海岸一綺麗なんだとか!
それぞれの州に国立公園がある?
50州全ての州には国立公園はありません。国立公園がない州は現在20州あります。
国立公園が一番多い州は?
意外にも(?)カリフォルニア州が一番多く、9つの国立公園があります。
一番広い国立公園は?
アラスカにあるランゲル・セントイライアスが広く、敷地は13.2ミリオンエーカー(53,321 km2)あるそうです。もうどのくらい広いかわかりませんね🤣
一番小さい国立公園は?
ゲートウェイアーチ国立公園が一番小さく、91エーカー(368,264㎡)です。ここは自然ではなく歴史的出来事を記念したモニュメントです。なんとエレベーターで一番上まで行けるそうです!
一番訪問者数の多い国立公園は?
ここも私は意外!と思ってしまいました。グレートスモーキーマウンテンが一番訪問者数が多く、約1,400万人を記録しています。
ベストシーズンは?
季節や天気など、それぞれの国立公園で違うので一概には言えませんが、複数のサイトを参考にしたところ、秋口の9~10月が割とどこの国立公園も訪れるには良い時期のようです。
理由は、夏の暑さが和らいでいる、紅葉が綺麗、学校が始まっているので混み具合も落ち着いている、などが挙げられます。
ただし、季節的にクローズする場合もあるので、そこはしっかり調べましょう!国立公園自体は開いていても、積雪や凍結などで道路が閉まるシーズンもありますし、逆にデスバレーやエバーグレーズは夏は暑すぎて、熱中症などの危険性があるためにおすすめされていないという国立公園もあります。
真夏のハイキング中に道に迷って、水が足りなくなり死亡というニュースも見たりします。必要以上の水と日焼け止めや日除けは国立公園に行くときの必須アイテムです。
Earth Trekkersというブログ(英語)が、わかりやすく63個全ての国立公園のベストシーズンと混雑シーズンをまとめてあるので、参考になるかと思います!
アメリカ国立公園リスト(州別)
2023年現在登録されている、63個のアメリカ国立公園を州別に英語と日本語でリスト化しました。(州をまたがっている場合は重複しています)
私たちが実際に行ったことのある場所は黄色い文字か記事へのリンクが貼ってあります
アラスカ州
- Denali デナリ
- Gates of the Arctic ゲーツオブザアークティック/北極圏の扉
- Glacier Bay グレイシャーベイ
- Katmai カトマイ
- Kenai Fjords キーナイフィヨルド
- Kobuk Valley コバックバレー
- Lake Clark レイククラーク
- Wrangell-St. Elias ランゲルセントイライアス
サモア諸島
- National Park of American Samoa アメリカンサモア
アリゾナ州


- Grand Canyon グランドキャニオン
- Petrified Forest 化石の森
- Saguaro サワロ


アーカンソー州
- Hot Springs ホットスプリングス
カリフォルニア州

- Channel Islands チャネルアイランド
- Death Valley デスバレー
- Joshua Tree ジョシュアツリー
- Kings Canyon キングスキャニオン
- Lassen Volcanic ラッセン火山
- Pinnacles ピナクルズ
- Redwood レッドウッド
- Sequoia セコイア
- Yosemite ヨセミテ




コロラド州
- Black Canyon of the Gunnison ブラックキャニオン
- Great Sand Dunes グレートサンドデューンズ
- Mesa Verde メサヴェルデ
- Rocky Mountain ロッキーマウンテン
フロリダ州
- Biscayne ビスケーン
- Dry Tortugas ドライトートゥガス
- Everglades エバーグレーズ
ハワイ州


- Haleakala ハレアカラ
- Hawai’i Volcanoes ハワイ火山
アイダホ州
- Yellowstone イエローストーン
インディアナ州
- インディアナデューンズ
ケンタッキー州
- Mammoth Cave マンモスケーブ
メイン州
- Acadia アーカディア
ミシガン州
- Isle Royal アイルロイヤル
ミネソタ州
- Voyageurs ボエジャーズ
ミズーリ州
- Gateway Arch ゲートウェイアーチ
モンタナ州
- Glacier グレイシャー
- Yellowstone イエローストーン


ネバダ州
- Great Basin グレートベースン
- Death Valley デスバレー
ニューメキシコ州



- Carlsbad Cavers カールズバッド洞窟群
- White Sands ホワイトサンズ


ノースダコタ州
- Theodore Roosevelt セオドアルーズベルト
ノースキャロライナ州
- Great Smoky Mountains グレートスモーキーマウンテンズ
オハイオ州
- Cuyahoga Valley カヤホガバレー
オレゴン州
- Crater Lake クレーターレイク
サウスキャロライナ州
- Congaree コンガリー
サウスダコタ州
- Badlands バッドランズ
- Wind Cave ウィンドケーブ
テネシー州
- Great Smoky Mountains グレートスモーキーマウンテンズ
テキサス州
- Big Bend ビッグベンド
- Guadalupe Mountains グアダルーペ山脈
ユタ州


- Arches アーチーズ
- Bryce Canyon ブライスキャニオン
- Canyonlands キャニオンランズ
- Capitol Reef キャピトルリーフ
- Zion ザイオン


ヴァージン諸島
- Virgin Islands ヴァージン諸島
ヴァージニア州
- Shenandoah シェナンドー
ワシントン州
- Mount Rainier マウントレーニア
- North Cascades ノースカスケード
- Olympic オリンピック
ウェストヴァージニア州
- New River Gorge ニューリバーゴージ
ワイオミング州
- Grand Teton グランドティトン
- Yellowstone イエローストーン
チケットの種類

アメリカ国立公園に入るには、入園料がかかることがほとんどで、私の経験では車一台につき課金され、1週間有効という場合が多かったです。
このブログを書くにあたり、複数の国立公園の入園料を調べましたが、30〜35ドルが相場のようです。
一番入園者数の多いグレートスモーキーマウンテンは、入園料は無料だそうです。ただし、今年2023年の3月からパーキングタグという駐車代がかかるようです。
料金やルール、また入園したからといって全てのエリアに行けるわけではなく、予約がいるエリアや、入園自体予約制のところもパンデミック以降増えているようなので、それぞれの国立公園のページに行って確認をするのことを忘れずに。
また、7日間有効な入園料といえど一つのパークに有効なので、国立公園巡りをする場合は年間パスを買ったほうがお得です。
年間パスの種類もいろいろあるのでまとめてみました。
America The Beautiful
最も一般的なものがAmerica The Beautiful($80 2023年現在)という年間パス。私たちも現在これを持っています。一枚のカードに16歳以上2名のサインを書くことができます。うちの場合、別々に行くことはほぼないですが、私とアーロンがサインしています。
サインをする2名は、特に家族でないといけない、などの理由はないので、例えば友達と共有したりもできます。
このパスは国立公園に加えて2,000箇所を超える国公立の公園などで使うことができます。こちらのWhere can I use my Annual Pass?というところで使える場所を確認できますが、有料の公園に行くときはとりあえずパスを持って行って窓口で聞いてみるといいと思います。
この年間パスは、国立公園の入園料を払うときにその場で買うこともできますし、事前にウェブサイトから買うこともできます。
その他の年パスと値段
参考ウェブサイト:https://www.nps.gov/planyourvisit/passes.htm
- アメリカ軍人が持てる年パス Military Annual Pass(無料)
- 退役軍人が持てる生涯パス Military Lifetime Pass(無料)
- 小学校4年生(またはホームスクールなど公立の学校に通ってなくてもOK)が持てる年パス(9月から翌年8月まで有効) 4th Grade Pass(無料)
- 62歳のアメリカ市民権または永住権がある人が購入できる年パス・生涯パス Senior Pass(年パス$20・生涯パス$80)
- 身体障害のあるアメリカ市民権または永住権がある人が持てるパス Access Pass(無料)
- 指定のプログラムで250時間以上ボランティアすると持てる年パス Volunteer Pass(無料)
まりなが現在4年生なのですが、私たちが年パスを買ったのは8月。8月まで有効とのことなので、8月に4年生パスの申し込みをしてみようと思います。
無料の日もある!
2023年は以下の5日間が無料で入園できます。
- January 16: Birthday of Martin Luther King, Jr.
- April 22: First day of National Park Week
- August 4: Anniversary of the Great American Outdoors Act
- September 23: National Public Lands Day
- November 11: Veterans Day
公式ページには上記が記載されていますが、私たちの経験から言うと上記以外でも無料で入れる日はあります。
昨年2022年グレイシャーに行ったとき、滞在中何回もパークを出入りしましたが、Free Dayと張り紙が貼ってある日があったり、夕方キャンプ場に戻ろうとゲートを通るも、誰もいなかったり。
こういった場合は事前に調べることはできないと思いますが、もし無料で入れたらラッキー!
予約の有無

上記でも少し述べましたが、入園料を払っても、予約をしないと入れないエリアがあったり、入園自体予約制の国立公園もあるので、プランニングの時点で予約の有無を必ず確認しましょう。
例えば、2022年のグレイシャー国立公園で予約が必要だったのは、Going-To-The-Sun-RoadとNorth Forkエリアだけだったのですが、2023年は加えてMany GlaciersとTwo Medicineも予約が必要という風に変わりました。そのパスも1日有効だったり、3日有効だったり様々です。
一方ヨセミテ国立公園は入園自体に予約が必要だったのが、今年から解除になりました。
予約が必要な場合は、公式のサイト(recreation.gov)から検索・予約ができます。
予約ができるタイミングもパークによって様々です。前もって予約できる場合もあれば、前日にしか予約できない場合もあります。
私たちの経験から言うと、予約開始の時間(行く予定の国立公園がある現地時間)に予約サイトに入れば、前日予約は取りやすいです。
アメリカ国立公園に関する映画・本・ショップの紹介
最後に、アメリカ国立公園が身近に感じられる映画・ドキュメンタリーや本、またグッズなどが買えるお店の紹介をします。
国立公園で撮影された映画9選

- Close Encounters of the Third King(1977)未知との遭遇
- デビルスタワーナショナルモニュメント, ワイオミング州
- Star Wars スターウォーズ
- エピソードIVとVI デスバレーナショナルパーク, カリフォルニア州・ネバダ州
- エピソードVI レッドウッドナショナルパーク, カリフォルニア州
- Planet of the Apes (1968) 猿の惑星
- グレンキャニオン国立保養地, アリゾナ州・ユタ州
- The Shining(1980) シャイニング
- グレイシャー国立公園, モンタナ州
- Rocky IV (1985) ロッキー4/炎の友情
- グランドティトン国立公園, ワイオミング州
- Butch Cassidy and the Sundance Kid (1969) 明日に向かって撃て!
- ザイオン国立公園, ユタ州
- Forrest Gump (1994) フォレスト・ガンプ
- ナショナル・モール, ワシントンDC
- The Lost World: Jurassic Park (1997) ロストワールド
- レッドウッド国立公園, カリフォルニア州
- E.T(1982) E.T.
- レッドウッド国立公園, カリフォルニア州
国立公園を題材にしたドキュメンタリーや番組7選
- America’s National Parks アメリカ〜国立公園を巡る旅 (National Geographic)
- Wild Yellowstone 世界大自然紀行:イエローストーン(National Geographic)
- Amazon Prime The National Parks: America’s Best Idea(日本語の情報は見つけられませんでした)
- National Parks Adventure アメリカ・ワイルド(Roku)
- More Than Just Parks, More Than Just Forest(Youtube)
- Free Solo フリーソロ(National Geographic)
- Bears ディズニーネイチャー/クマの親子の物語(Disney+)
国立公園の書籍7選
国立公園の書籍は写真集的なものから、トラベルガイド、旅行エッセイ、また国立公園を題材にした物語など様々です。


- National Parks of the USA, Kate Siber, Chris Turnham
- Leave Only Footprints: My Acadia-to-Zion Journey Through Every National Park , Conor Knighton
- 100 Parks, 5,000 Ideas: Where to Go, When to Go, What to See, What to Do, Joe Yogerst
- National Geographic Atlas of the National Parks, Jon Waterman
- Subpar Parks: America’s Most Extraordinary National Parks and Their Least Impressed Visitors, Amber Share
- Campfire Stories: Tales from America’s National Parks, Dave Kyu (Author), Ilyssa Kyu (Author), Finney Carolyn
- 100 Hikes of a Lifetime: The World’s Ultimate Scenic Trails, Kate Siber, Andrew Skurka
国立公園のグッズが買えるショップ
- 各国立公園のビジターセンター併設のショップ
- Parks Project 大人サイズアパレルが豊富
- The Landmark Project こちらはキッズサイズ有。私たちはここでお揃いのTシャツを買いました
- Etsy US National Parksと検索するとおしゃれなハンドメイド作品が見つけられます

以上、取り掛かった時にはこんな特大記事になるとは思わずでしたが、私自身も後から見返すように、リサーチもしっかりしてみました。
アメリカ国立公園へ旅行の際はぜひ参考にしていただければ嬉しいです!!
また、私が答えられる範囲であれば質問にもお答えするので、お気軽にメッセージくださいね。
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