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私が子どもの頃は”フランスパン”という言い方をしていた気がしますが、今は”バゲット”という言い方が普通になっていますよね。
英語でもBaguetteと書き、バゲットと呼ばれるのが一般的です。
が!太めの楕円形でもバゲットと書かれていることもあります。
この記事では、バゲットのバックグラウンド解説に加えて、万能パン生地レシピを使って誰でも失敗なしで簡単に作れるバゲットを紹介します。
このレシピについて
バゲットとはなんでしょう? Wikipediaで調べてみました。
バゲットは、フランスパンの一種。小麦粉と塩、水、イーストのみで作られるフランスの伝統的なパンであるパン・トラディショネル(仏: pain traditionnel)の一種である。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%82%B2%E3%83%83%E3%83%88
英語のWikipediaはこう書いてあります。
A baguette is a long, thin type of bread of French origin that is commonly made from basic lean dough. It is distinguishable by its length and crisp crust.
バゲットは、フランス起源の長くて薄いタイプのパンである。その長さとパリッとした皮が特徴です。https://en.wikipedia.org/wiki/Baguette
日本語のWikiでは、パン生地について書かれた後に、形によって名称が違うんだよ、ということが続けて書かれています。
一方英語の方は、結構長々と歴史に始まり、起源にまつわることなど、食べ方なども事細かく書かれていました。
アメリカのスーパーでは、バタール風の太い楕円形のパンもBaguetteとして売られていることも少なくないです。
お家で作るバゲットも、事細かに長さや重さを測って、
あーちょっと長すぎだからこれはパリジャンだわー
となることはないですよね😂
ということで、ここではバゲットであるという細かい長さや重さは無視して、お家で簡単にかっこいいパンを作ることにフォーカスしていきたいと思います。
ポイント
私自身、「バゲット修行するぞー!」と何回も意気込んでは修行から離れ、を繰り返し、超格好いいバゲットが作れるわけではないんですが、今回紹介するバゲットを作るようになってから、これで十分と思うようになりました。
だってめちゃくちゃ簡単だし、美味しいし、かっこいいパンになるんです🥖✨
一つだけポイントをあげるとしたら、
切り目はスパッと一本線
2本、3本と切り目を入れて、きれいなパンができればそれは最高です🙌
でも、クープが開かなかった😓 ぼこぼこになってカッコ悪い🥲
やり直しだー😭
なんていう反省会が始まったら、せっかく時間をかけて作ったパンも美味しく食べれなくなってしまいます。
その点一本線にしてしまうと、まず失敗することはないです!
これ私が作ったんやで😏
ってもうドヤ顔しちゃってください。
せっかく作ったパン、自信を持ってハッピーな気分で食べましょう😆
必要な材料・調理道具
万能生地を使って作るので、材料・調理道具はこちらの記事を参考にしてください
その他の必要な調理器具として、
- ベーキングペーパー
- 天板
- クープナイフ
- (オーブン)
を準備してください。
クープナイフの代わりとして、切れ味の良いカミソリや包丁でも大丈夫です。
それでは作りましょう!
冷蔵発酵して作るので、出来上がるのは2日+かかります。
+(プラス)と書いたのは、1日目に生地を仕込んだあと、必ずしも2日目に作業をしなくてはならない、というわけではないからです。
生地を仕込んでしまえば、5日間ほど放置でも大丈夫です!
工程の流れを👇で説明していますが、(2日目)のところは、「焼く日にすること」と思ってください。
ということで、流れは以下の通りとなります。
- (1日目)生地を仕込む(こちらを参考にしてください)
- (2日目)冷蔵庫から生地を取り出し分割
- 成形・発酵
- クープを入れて焼成
ステップバイステップ
ステップ2からの説明を写真付きでしていきます
冷蔵庫から生地を取り出し、打粉をした台に出して分割する
粉500gで作る場合は、4分割がおすすめですが、焼く分だけ取り出して残りは冷蔵庫に戻してもOK
軽く長方形に伸ばします(優しく)
生地の向こう側を三つ折りの要領で折りたたむ
手前側も折り畳む
上の写真は、ボードをひっくり返して向こう側から畳んでいます
半分に折るようにして、生地の両端をつまんで留める
ベーキングシートに生地を移して、とじ目が下にくるようにして30-40分発酵する
天板を2枚入れた状態でオーブンを425℉ / 225℃に予熱する
下の天板には、焼く時にスチームを出すために水を入れます。
1段しかない場合はなくてもOK
発酵が終わったら、ナイフで切り込みを入れる
一本線、思い切ってスパッといきましょう!
切り込みの深さは5~7mm程度です
生地をオーブンに入れたら、1カップほどの水を下の天板に流し込んでオーブンの蓋を閉める
熱い蒸気が出るので、火傷に注意してください!
20-25分焼いて出来上がり!
スチームを入れた場合
クラストはエッジが立ってかっこいい見た目に仕上がりました。
クラムも気泡があっていい感じです。
スチームなしの場合
上のようにエッジは立ってませんが、クープは開いていて、全体的に膨らんでいます。
クラムは大きめの気泡がたくさん見えます。
バリエーションや食べ方
お好きなように食べてください!
アメリカのレストランでは、お通しのように最初にパンを出される時がありますが、オリーブオイルにバルサミコ酢・塩・胡椒をミックスしたディッピングソースをテーブルで作ってくれることが多いです。
最近そういうレストランに行ってないですが😅
シンプルで美味しいので試してみてください!
もちろんサンドイッチにも!
マヨネーズを塗って、レタス、ローストしたナスとズッキーニ、ラディッシュ、アルファルファ、上からオリーブオイルとバルサミコ酢をかけて挟みました。
絶品!!!
リール
ステップ2の成形以後の動画です
バゲットレシピ
簡単すぎるバゲット
万能生地を使って作る、バゲットのレシピです。簡単すぎるのに本格的に仕上がりますよ!
Ingredients
- 水 375g
- イースト 小さじ1
- 塩 小さじ2
- 強力粉 500g
Instructions
- 材料を混ぜ、冷蔵庫に一晩置く 詳しくはこちら
- 翌日以降、生地を取り出し4分割する
- 長方形に生地を伸ばし、向こうから中心へ、手前から中心へ折り畳む
- 半分に折り、とじ目をしっかり摘んで留める
- 軽く転がして棒状に伸ばす
- とじ目を下にして、ベーキングペーパーに移動して発酵(30分-40分)
- 天板を入れた状態でオーブンを425℉/225℃に予熱する
- ベーキングペーパーをスライドさせるようにしてオーブンに生地を入れ、20-25分焼く
Notes
この分量で4本分作れます
スチームを入れたい場合は、ステップ7で2枚天板を入れて予熱してください。
パンをオーブンに入れるときに、水を下段の天板に入れて蒸気を作ります。